仕事紹介 - 研究開発部門

創意工夫を発揮できる場面がたくさんあり
研究者としてやりがいのある仕事です。

長年、製紙・化学関連の大手メーカーに勤務し、研究開発、製造、生産管理、品質保証、設備、テクニカルサービスなどあらゆる分野に精通。その経歴を買われて大善の研究所の所長に就任しました。研究所には大善が開発した機械のテスト機が並んでいます。お客さまからお預かりした製紙原料をテスト機にかけて、生産されたパルプを分析。当社のどの機械をどのように使えばお客さまの要求に適合できるかを研究しています。当社の機械は、世界のどこにもないオリジナルの機械。それだけに、機能や効果をお客さまに理解していただくのが難しい。どんな作用があってどんな効果がでるのか、それを分かっていただかなければ機械は売れません。ただ実験や研究をするだけでなく、報告書を用いてお客さまに分かりやすく伝えることも私たちの仕事です。営業と研究と製造が協力しながら、お客さまに納得していただく機械をオリジナルでつくりあげていけるのが、研究所がある意義であり研究者の醍醐味だと思います。また、紙の製造工程の中で、当社の機械は一部分。それをお客さまの工場に組み込むときに、システムや最適フローまで合わせて提案します。さらに、非木材などの新しい材料を使って当社の機械の新しい利用法を開発したりと、創意工夫を発揮できる場面がたくさんあり、研究者としてはやりがいのある仕事だと思います。私は長年、従業員が大勢いる大企業にいました。新入社員から段階を経て、年数をかけて仕事の幅や権限を拡げていきます。ところが大善の場合は、少人数なので、入社したらすぐに重要な仕事を任される。逆に言えば、仕事の全体を把握しながらやっていけるということ。私が若いときだったら、おもしろいと思ったでしょうね。

Page top