大善は、製紙機械や資源循環プラントの設計・製作を行っている会社です。
専門特化した高い技術力、きめ細かなサービス、
研究所を併設していることを強みに、攻めの事業を展開しています。
独自の技術
さまざまな独自技術を有する大善。中でも特筆すべきは、高濃度溶解処理技術。機密性が高い文書はそのまま捨てることはできません。通常は溶かして古紙として利用するのですが、お金や宝くじなどは溶けないようにつくられているため、これまでは焼却炉で燃やしていました。しかし、それでは環境によくない…。そこで、当社が開発したのが、少量の水だけで機密文書を溶解する機械。排水も出さないので工場だけでなくオフィスにも置けるという優れものです。この技術を持っているのは世界中で大善だけ。平成24年度の経済産業省産業技術環境局長賞を受賞しました。もちろん、溶かした紙は製紙原料としてリサイクルされています。
きめ細かなサービス
当社のお客さまである製紙メーカーは、大きな生産ラインを使ってものづくりを行っています。機械を一つ変えると、他のところに影響が出るため、パイピングや排水システムを見直したり、水のバランスを考えたりしなければなりません。お客さまは機械の専門家ではないので、どうすればいいのか分からない。大善では、自社の機械を納めるだけでなく、何が問題かを把握するところから、ここからこの順番でやったほうがいいという長期計画まで立てられる。そこから長くて深いお付き合いが始まります。
研究所を併せ持つメリット
大善では納入前の機械を研究所で評価することができるので、お客さまも安心。また他の研究機関から「こんなものつくれますか?」と依頼があったとき、研究所と製造拠点が一緒なので一週間もあればモノが完成します。さらに、大学の先生や世界の研究者との強いパイプがあり、それが海外展開のきっかけになることもしばしばです。