Q&A
従来の製紙機械と何が違うのですか?
これまでの製紙原料製造機とはまったく違う常識を打ち破る機構で、主力製品である緩圧式紙料調整機ニュータイゼンは独自のニーディング技術を実現。薬品に頼らず、機械的な処理だけで高レベルの製紙原料を得られます。除去困難な色ボツも分離・分散でき、難離解性の原料や離解不足の原料も処理することが可能。また、「水を使わないため排水が出ない」点も大きな特長です。他の製品も当社オンリーワン技術です。
工場のラインに合わせて導入できますか?
当社の機械は既製品ではなく、お客さまの工場に合わせて設計し、一つひとつ製作する完全オリジナル。ラインに合わせたフレキシブルな対応が可能です。コンパクト設計で設置面積も少なくてすむため省スペースで効率的。また、前後の機械とのつながりやライン全体についても考慮することで、最適ラインを実現します。
紙になるかどうか、試してみることはできますか?
当社の大きな特長は、研究所を併設していること。材料を機械にかけてみて、サンプルを提出することが可能です。また、パルプの品質をさらに高めるための研究はもちろん、非木材の新素材を試してみたり、ニーディング技術を他のビジネスに応用してみたり、実機を製作して試してみたり。機械を購入する前に性能試験ができ、導入後のトラブルを回避できます。
水の循環がおかしいのですが原因が分かりません。
生産ラインの中で困ったことはあっても、その原因が分かっているお客さまはほとんどいらっしゃいません。私たちは、現地に入らせていただき、一緒に考え、お客さまに寄り添いながら解決策を探していきます。結果的にフロー全体の見直しにつながり、効率と効果を最大限に高めた最適フローを実現することができます。
新材料・新ビジネスを考えているのですが…
当社はもともと畜産関連の機械製造からスタートし、その技術を製紙業界に応用。大きく飛躍してきました。当社の機械の緩圧式紙料調整機ニュータイゼンの「搬送→圧縮→搾る→揉み→練り→蒸し」という分解・分離の技術は、その他の業界にも活用できます。実際に、さまざまなご相談をいただいており、新材料も新規ビジネスも生まれています。もちろん、実用化の前に研究所で試験できますので安心です。